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日本と世界では「塗装業界の成熟度」が全然違う!?
2025年11月1日
ブログ
日本と世界では「塗装業界の成熟度」が全然違う!?

こんにちは!今回は世界の塗装の知識を少しお話したいと思います。

■ 1. 日本と世界では「塗装業界の成熟度」が全然違う

実は、外壁塗装産業の成熟度は日本より欧米の方が高い と言われます。
その理由はシンプルで、海外では 塗料=建物の資産価値を左右する最重要項目 として扱われているからです。

● アメリカ:建物売買時に塗膜状態の点検が“ほぼ必須”

アメリカの住宅売買では 塗膜(Paint Condition) の評価が査定項目に入っており、
剥がれ・チョーキングの有無が物件価格に直結します。

➡ 日本ではまだ
「家を長持ちさせるためのメンテナンス」
という認識が中心で、資産評価までは反映されていません。

● ヨーロッパ:塗装は“職人資格制度が非常に厳しい”

特にドイツ・北欧では
塗装職人(ペインター)になるのに国家資格+長期実務が必要。

・専門学校(2〜3年)
・企業研修(2〜3年)
・国家資格試験
がセットで、日本より圧倒的にプロフェッショナル性が高い のが特徴です。

➡ 日本は職人の腕の良し悪しが会社次第でバラバラ。
制度的な厳しさは海外に比べまだ緩いのが実情です。

■ 2. 実は日本より“塗料の耐候性能基準”が厳しい国がある
● オーストラリア:紫外線が強すぎて塗料基準が世界トップレベル

オーストラリアは紫外線量が日本の約2倍。
そのため屋外塗料の基準がとても厳しく、
日本の一般住宅では使わないレベルの耐UV塗料 が当たり前に普及しています。

➡ 逆に日本は「モルタル・サイディング文化」なので、
高耐候塗料の普及はここ10〜15年で一気に進んだ段階です。

■ 3. 世界には「外壁の色を勝手に変えてはいけない地域」がある

ヨーロッパ、とくにフランス・ドイツ・イタリアでは、
景観保護のために外壁色を自由に選べない法律 が存在します。

● 例:フランス・パリ市

外壁の色は市の景観委員会の許可が必要。
勝手に鮮やかな色に変えると罰金の対象に。

● 例:イタリア・トスカーナ州

外壁色は「地域カラーパレット」で細かく指定。
指定外の色を塗ると行政指導・再塗装命令。

➡ 日本は基本的に「自由」。
逆にいえば 景観への意識や規制は海外のほうが成熟 しています。

■ 4. 海外は“塗り替えサイクル”が日本より長いって本当?

はい、理由があります。

● アメリカ・カナダ:塗り替えサイクルは10〜20年が普通

乾燥した気候のため、
・塗膜が劣化しにくい
・木材・レンガ文化で塗装の寿命が長い
のが特徴です。

● 日本は湿気・雨・夏の高温があるため、劣化が世界でも早い

日本は
・湿度が高い
・雨が多い
・夏は高温
という劣悪な環境なので、 劣化スピードは世界でもトップクラスに早い。

➡ 海外より日本の塗装が“早く傷む”のは、職人や塗料の問題ではなく、気候が過酷すぎるためです。

■ 5. 世界と日本の「塗料の考え方」の違いが面白い
● 日本:高機能塗料がどんどん出る「ハイテク志向」

・遮熱
・低汚染
・ラジカル制御
・光触媒
など、機能性塗料の研究開発はかなり進んでおり、
この分野はむしろ日本の方が得意です。

● 世界:原材料・環境規制に合わせた“実務的な塗料”

・レンガ文化の英国
・木材文化の北欧
・強紫外線の豪州
各国の文化・環境に合わせた「地域特化型」の塗料が多いのが特徴。

➡ 結論:
技術開発は日本が強い。
制度や職人文化は海外が強い。

■ 6. 実は日本の塗装業界は“これから成熟する”フェーズ

海外では

点検と診断が法的に義務

職人の国家資格制度が厳格

景観規制で色の統一が必須

資産査定に塗膜が関係

というように、「住宅=社会インフラ」として扱われています。

一方で日本は、
塗装はまだ“リフォーム産業”の一部として扱われている段階。

■ まとめ:世界と比べると、日本の塗装は“伸びしろの塊”

今回比較すると、

技術 → 日本が強い

制度・文化 → 海外が成熟

環境 → 日本が最も過酷

資産評価 → 海外の方が一歩先

景観ルール → 海外が厳しい

診断文化 → 日本はこれから改善期

つまり日本は
「条件は厳しいが、技術で戦う国」
であり、
海外と比べると“伸びしろ”が非常に大きい産業です。

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