【第3章】なぜオートンイクシードをおすすめしないのか?“本当の賢い選択”をするために
こんにちは、リリーフ住宅の施工管理部です。
昨年からこれまでのブログでオートンイクシードの特徴やリスクを詳しくお話ししてきました。今回は、「なぜ私たちがこの材料を積極的におすすめしないのか?」について、さらに掘り下げてお伝えします。
◆1. 作業効率が極端に悪い
オートンイクシードは高性能である一方、乾燥時間が非常に長いのが最大のネックです。
普通のコーキングなら数日で次の工程に進めますが、この材料は完全硬化までに1週間以上かかることも多いです。
さらに大きな問題は、「日の当たる面」と「日陰になる面」とで乾燥速度が大きく変わる点です。
例えば南側の外壁は比較的早く乾きますが、北側や湿気がこもりやすい場所は、乾燥にさらに時間がかかります。つまり、一律で「何日で乾きます」とは言えないのです。
仮に私たちが施工する場合、これでもか!というくらい十分に乾燥時間を確保しなければ、安心して次の作業には進めません。 しかし、現場を1週間以上空けるというのは、職人のスケジュール的にも非効率で、作業効率としては非常に悪いです。
◆2. お客様にとっても決してメリットが多くない
「じゃあ、しっかり乾かしてくれるならいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ここが大きな落とし穴です。
-
1週間以上、足場や養生がそのままで生活へのストレスが続く
-
長引く工期でスケジュールが不安定に
-
万が一、乾燥時間を見誤ると高額な再施工リスク
私たちは常に、最終的にその家に住み続けるお客様の立場を重視しています。
乾燥時間が長いことで、お客様の生活にも負担がかかり、快適さが損なわれるのは大きなデメリットです。
◆3. 「乾いたように見える」は絶対に危険
塗装工事ではありがちな話ですが、表面が乾燥しているのを見て「OK」と判断してしまう業者が多く存在します。
しかし私たちは、表面が乾いていても、内部が乾ききっていなければ剥離・劣化の原因になることを知っています。
しかも、先ほどの通り日当たりの違いによって乾燥時間が大きく変わるため、「全体が同じタイミングで乾く」ことはほとんどありません。
これが、作業管理をさらに難しくし、職人泣かせの材料である大きな理由です。
◆結論:高性能=ベストな選択ではない
オートンイクシードは決して悪い材料ではありません。ですが、
-
極端に悪い作業効率
-
乾燥時間の大幅なばらつき(日当たりの違いによる影響)
-
長期化する工期でお客様に負担がかかる
-
慎重すぎる管理が必要で、コストも高額になる
…と、お客様にとって決してメリットが多いとは言えないのが正直なところです。
私たちリリーフ住宅は、材料のスペックだけにとらわれず、「家全体の状態」「生活スタイル」「将来の計画」まで考え抜いたご提案をしています。
まずは無料診断で、あなたの家に本当に必要な施工を一緒に考えましょう😊
『★東京都内全域★神奈川県★千葉県★』
現地調査やご相談はこちら 全て無料!!!
株式会社リリーフ住宅
外壁塗装/屋根塗装/屋根工事/防水工事
一戸建て・アパート/マンション
港区・新宿区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・練馬区・台東区・墨田区・江東区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・千代田区・中央区・文京区・豊島区・北区・板橋区・川崎市・横浜市・市川市・船橋市・習志野市・浦安市